ダイエットしてません!

私はコレで痩せました。

ダイエットするつもりはないのに痩せちゃった理由を大公開

「食べたくない」から「食べられない」の危機

人生のどん底、極度の精神的ストレスで「食べたくない」と食事に対する意欲・関心が薄れてしまった私。水分は取るけれど食べ物はほとんど口にしないわけですから、基礎代謝に使うエネルギーさえ賄えていなかったはずで、体重はみるみる減少していきました。

そんな状態が続いていたある日、いつもより少し気分が楽だったので、久しぶりに好きなパスタを作って食べることにしました。ところがいざ食べ始めると、ほんの少し食べたところで手が止まってしまいました。美味しいんだけど、なんだか胃が受け付けない…。もういいや、もう無理…と半分以上を残してしまったのです。

食べたくても「食べられない」

もともと私は何でもよく食べるほうでしたが、かといってブクブク太りもしないのでダイエットしようと思ったこともなく、食べ放題のお店にもよく行っていました。

そんな私がいつの間にか、「食べたくない」から「食べたくても食べられない」身体になってしまっていたのです。このときばかりは自分でも怖いと思いました。

それからは、頑張って食べるようにしました。一気に一人前は無理でも、少量ずつを何度か食べれば栄養失調や拒食症にまではなりません。 腹痛や吐き気を回避するためにも、その時食べたい物を食べます。調子が良ければ一人前をペロリと頂くこともありますから、これならまぁ大丈夫でしょう。


拒食症で失った大切な人

ここでちょっと暗い話になってしまいますが…
いま、ダイエットを目指している皆さんに是非お伝えしておきたいことがあります。

それは…忘れもしない、私が小学校5年生のときのこと。
当時私が通っていた小学校はすぐ隣に中学校の校舎があり、小学校の校庭から中学校の1階の教室の中が丸見えでした。 ある日、いつものように登校すると、同級生たちがしきりに中学校の教室のほうを見ていました。そこは3年生の教室。窓が開いていて、中には誰もいません。
よく見ると、その窓側に近い席の机の上に、大きな花瓶に生けられた白い花が置かれていました。
その席の女子生徒が、前夜に亡くなっていたのです。

亡くなった生徒というのは、かつて私がまだ幼稚園児だった頃、親が勤める社宅に併設された託児施設で寂しい毎日を共に過ごしていた、大好きなお姉ちゃんでした。 とても優しくて、穏やかで、美人で…一人っ子の私にとっては憧れの存在でした。その後、私が社宅外に引っ越してからは会う機会もほとんどなくなっていました。

彼女が何故、中学3年生という若さで亡くなったのか…
それが、拒食症だったのです。
ある同級生から「ブタ」と言われたのがキッカケで自らの意思で「食べなく」なり、そのうち拒食症になって「食べられなく」なってしまい、何か月も前から入院治療を受けていたそうです。 どこからどう見てもスラリとした痩せ型だった彼女に「ブタ」なんて言ってしまった同級生は、ほんの冗談のつもりだったに違いありません。でも彼女の心はその一言に深く傷つき、結果的に15歳という若さで逝ってしまったのです。

もともと痩せ型の人が拒食症に陥ったわけですから蓄えていた脂肪も少なく、重症化するまでにそれほど長い時間はかからなかったのかもしれません。 気づいたときにはもう「食べたくても食べられない」状態になっていて、入院治療でも助けられなかった…。ご両親は「もっと早く気づいてあげていれば…」と無念の想いを語っていたそうです。

私がたとえお年頃でも”痩せた身体”に一度も憧れなかった理由は、ここにあります。痩せればイイってもんじゃない。健康じゃなければ意味がありません。ですから今ダイエットに励んでいる皆さんにも、この事だけは忘れないでいただきたい。
不健康になったり拒食症で命を落としてしまうくらいなら、太っていても元気でいられるほうがずっとイイんです!私も改めてそう思っています。この当たり前のことを、ここでいま一度、思い出しましょう。


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